3月5日 日経の下げがきついのだけれど・・・(2万8359円)
日経の下げがきつくて、爆損系トレーダーとしてデビューしたくなってきている。
僕は株取引もやっていて、1・2月は自分で言うのもなんだけれど、結構順調に利益を出せてきた。しかしこの3月で急ブレーキを余儀なくされている。しかも損切のタイミングを逃し、しばらく保有するしかない・・・という感じになっている。どんどんと増えていく含み損を見ているのがつらくて、いや本当につらくて、どこかに吐き出し口を求めて、ブログにたどり着いた。
つらたん。
なお、2021年の主な銘柄と戦績はこんな感じである
【2021年1月〜3月】
レノバ ++
ウエストHD +
タカラレーベンリート +++
東電HD ++
ティア ++(含み)
村田製作所 ーーーー(含み)
住友鉱山 ーーーー(含み)
半導体と銅が下げすぎでしょ・・・。
ただ、そうは言っても企業の業績は上昇基調だし、来年は5GやEVなどで半導体や電力関連で投資が見込まれている。基本的には雰囲気下げだと思っているので、どこかで底を打って反転する可能性が高い。アノマリーに「節分天井、彼岸底」という言葉があるように、それをひとつの目安とするならば、彼岸前には反転するのではないかと見ている。
逆にいえばそこまでは更に下がるわけで・・・今日も大きく下がっており、予想通りとはいえつらい。精神の耐久試験を受けさせられている気分だ。
ところで、なにかの本で読んだのだが、イギリスのエリートの教育カリキュラムには、”決まらない状態”に耐える訓練が含まれているらしい。
白黒はっきりつける、と言われるように、白か黒かをはっきりつけるのは気持ちがいい。快感だ。
だが、複雑な世の中の事象における正解は、白か黒かのようにはっきりつけられないことが多い。わかりやすく単純化された答えに飛びつきたくなるが、こういう場合、わかりやすいものは、間違っているか、詐欺師か野党の言葉か、そのどれかでしかない。要は不正解だ。
世の中には、複雑な曖昧な正解が存在する。その正解にたどり着いても、もやもやするが、白黒つけたときのような快感は得られない。けれど、曖昧なグレーが正解なのだ。
なにが言いたいかといえば、含み損を抱えて耐える訓練は、グレー状態に耐える訓練に似ているのではないかということだ。自分の大局観から導き出した正解を信じながらも、膨らんで来る眼の前の含み損と、ひょっとしたら不正解で破滅するかも知れないという恐怖に耐える、その時間というのは、とても精神が鍛えられる。
いまの僕は、爆損トレーダーとしてデビューするか、微益トレーダーとしての地位を守れるかの瀬戸際にある。
日本株には頑張ってもらいたい。・・・といっても、日経平均はすでにユニクロに乗っ取られてしまっているので、個別株、せめて僕が持っている株だけでいいので、頑張って欲しい。