でいちゅうのはす

ワナビーの随想めいた日記のようななにか

XRP調整? 下落? (50円台)

 

下のエントリーでは、XRP高騰で50円になったと書いたが、今回は下落で50円と書いている。わずか4日間のことだ。といっても仮想通貨のXRPだけが下げているわけではなく、基軸のビットコイン(BTC)が下げているため、他の通貨も一斉に下がっている。

 

この傍迷惑な動きが、仮想通貨の通例というわけだ。

 

株式であれば、ひとつの銘柄が下がるのにつられて、他の銘柄も一斉に下がる、しかも理由は特にない・・・ということは無いけど、仮想通貨ではある。このジェットコースター感、価格上下のボラティリティが上級者にはたまらないらしい。

 

 

 

ツイッターである言葉が流れていて、良い言葉だったので書き留めておく。

 

曰く、投資とは、「ゴミを買い、宝物として売る」行為なのだと。

 

仮想通貨に限らず、株でもFXでも先物でも構わない。皆が馬鹿にしているゴミのときにその銘柄をせっせと買い集め、皆がその価値を認め、銘柄が宝物になったところで売り抜けることで富が築ける。

 

思えばウォーレン・バフェットの師匠である、ベンジャミン・グレアムは、シケモク集めの投資法を提唱していた。市場で評価されていないが財務が良い会社、シケモクの株を買い集めておき、あとは市場が評価するのを待つと。

 

ものすごい方法のようで、実は基本を突き詰めただけのシンプルな方法。だがそういう手法こそが強いし儲かる。

 

逆に言えば、いくら素晴らしい銘柄でも、市場に評価されて宝物になったところで買っても儲からないというわけだ。 今日はこんな名言にも出会えた。『銘柄がクズなのではない。貴方のポジションがクズなのだ』

 

結局のところ、投資はどんな銘柄であれ、いつ買っていつ売るか、それだけが問題だ。何を、どの銘柄を売り買いしたかはさほど重要ではない。

 

 

◆◆◆

 

26日23時現在、仮想通貨全般で下落の場面で、ショートポジション(空売り)を成功させて含み益が出ている人もいると思う。

 

けれどどこでアウトするかが問題で、価格の底で買い抜けに成功するポジションもあれば、相場反転で、ロスカットで焼かれて、価格の踏み上げに貢献してしまうポジションもあるはずだ。

 

もしくは押し目買いに成功して枚数を増やしたポジションもあるだろうし、下落の途中で割と高値で買いを入れてしまって早速含み損になっているポジションもあると思う。

 

大きな下落の場面でも、あるいははっきりとした上昇の場面でも、うまく相場に乗って勝てるポジションというのはそう多くないと思っている。

 

ネットではうまくいった取引のことばかりが書かれるのでついつい焦るけれど、他人が得をしてもあるいは大損しても、自分はビタ一文も儲からないのだとわかっていれば、それほど心に波風は立たない。

 

 

 

 

 P.S.

 

つい2週間前まで20円台をずーっと見てきた身からすれば、XRP50円台なんて、落ちた価格という感覚がない。日足週足では25MAのかなり上だし、遠からず反騰するでしょと楽観している。楽観しすぎて、自分が鈍感になってしまっているのかなと、そういうところで不安になる。