でいちゅうのはす

ワナビーの随想めいた日記のようななにか

11月13日 認め印廃止の報道

 

冬が近づき、乾燥が激しい。今年は冷たく乾いた冬になりそうだ。

 

こうした気候はインフルエンザが流行りやすい。ということはコロナも流行りやすいということになるので心配ではある。つい先日、ファイザーの対コロナワクチンが90%以上有効だという報道が出たけれども、日本にワクチンが行き渡るのは来年の上期6月だ。今年の冬は、コロナの感染話が盛り上がる冬になるだろう。もちろん自身も感染対策に充分に気を配らねばならないだろう。

 

 

これも報道の話だけれど、河野行革大臣が、役所の提出書類に認め印をなくす方針を打ち出した。これで2万弱種類の書類から認め印が無くなるのだという。認め印がなくなれば、書類のオンライン申請が可能になるという発言もあり、次のことを見据えた動きでまことに頼もしい。

 

いま役所の申請は、先進的なところでも、ホームページで書式がダウンロードできるぐらいのものだ。これをプリンタで印刷(笑)して、必要事項を記入、認め印を押して郵送する手続きになる。行政サービスの受け手である送り手の我々の負担も大きいが、紙で書類を受け取り、内容を確認し、台帳化していく行政側の負担も大きいだろう。

 

そもそも今の家庭にプリンタがあるのか。無い世帯も多いのではないだろうか。ちなみに我が家にはない。昔はあった。

 

今は、コンビニでプリントできるネットワークプリントサービスというものがあるのでそちらを使っている。わずかな年賀状は外部印刷サービスで購入している。他に印刷が必要になる用事は、年に1度か2度程度のものだ。これだけのために、個人用のプリンタを購入するのはちょっとためらう。他の人も同じではないだろうか。きっと同じく購入するのでも、たこ焼き器のほうが出番が多いような気がする。

 

たこ焼き機だってほら、必ずしもたこを使わなくてもいい。餅を入れても生姜と天かすを入れても美味しいものができるのだし。

 

思えば役所書類に認め印が必要だったけれど、あれも別に必要なわけでもない。たこ焼きのタコと同じで、他のものに置き換えが可能なものだったのだ。その別なものが、署名になるのか、マイナンバーカードの番号になるのかはわからないけれど、書類仕事というものは付加価値をあまり産まない作業なので、できる限り合理的で手間がかからないのがいい。

 

書きながら思いついたけれど、行政書類に、マイナンバーカードの番号かパスポート番号を書くようにすれば、行政データベースにもつながるし合理的な気がする。知らんけど。

 

 

なんにしろ意味のない認め印が無くなるのは良いことだ。時代と技術に合わせて、制度も合理的に変わっていく必要がある。

 

ハンコ業界が苦戦するという話もあるけれど、今更なことだ。

 

TVだってブラウン管からLEDに置き換わり、かつて国内で生産していた衣類やプラスチック製品は軒並み海外からの輸入に置き換わり、写真だってフィルム産業がまるごと壊滅しデジカメ、ひいてはスマートフォンに置き換わった。いま、巨大産業である車だってエンジン車からEVに置き換わり、最先端のPCだってハードディスクからフラッシュメモリに変わっている。時代の恩恵を受ける、あるいは失う団体は常に入れ替わっている。それらを他山の石としきたか、対岸の火事だと傍観していたかの違いでしかない。

 

盛者必衰、驕れる者は久しからず。と、他人に言うのは簡単だけれど、怖いのは、この言葉は巡り巡って自分に降り掛かってくる可能性が、常にあるということだろう。自戒、自戒。