でいちゅうのはす

ワナビーの随想めいた日記のようななにか

11月11日 はじまりはじまり

 

 

ふと思い立ってブログを始めることにした。

 

こんなことをする時間の余裕はないはずなのに、そういうときにむしろ新しいことを始めたくなるのは何故だろう。おそらくなんらかの逃避行動だと思われるけれど、深掘りしても明るい話題は出てこないので、これ以上は掘り下げまい。

 

 

このブログでは基本的に有益なことは書かず、しかし軽佻浮薄に何かを書き綴って行きたいと思う。

 

ひとひらの羽毛でもその軽さに価値があることがある。

 

重厚で大きいものが常に必要とされるわけでもないように、僕の無駄な文もときに意味を持つと信じたい。一見無駄なものに多くを注ぐ、それが生きるという営みに近いと思うということは、僕の人生は軽いという意味だと思う。

 

昔、学生のころ、さる雑誌で「g(グラム)で量れる人生もある」という名前のコラムがあった。

 

中身は何ひとつ覚えていないものの、そのタイトルを見るたびに含蓄を感じていたところを見ると、僕の人生の重みはまあその程度になるとそのときから予感していたのかも知れない。

 

とは言え、繰り返しになるかも知れないけれど、軽いものにも軽いなりの役割と矜持がある。

 

このブログを通して、それらを見出すことができれば幸いだと思う。